植物性乳酸菌の力

植物性乳酸菌と動物性乳酸菌の違い

秋田z

地球上には無数の乳酸菌や酵母菌が生息しているが、厳密にいうと植物性、動物性との区別はなく、ラクトバチルス属の仲間で一般にわかりやすくするため牛乳から培養したヨーグルトを動物性とし、漬物等からとった菌を植物性と表現しています。
しかし2つの働きに差あることが最近わかってきました。

乳酸菌といえばヨーグルトとしか私達は思っていなかったが、金博士によると漬物や砂漠の過酷な世界で生きてきた乳酸菌がはるかに強力であること。
人間に一番近い臓器を持つ豚で耐病実験を行っていたら、偶然に肉が美味しくなることがわかり、本格的な調査研究を行なって来た。
その結果わかったことは乳酸菌が飼料のたんぱく質をアミノ酸に変えることで肉が美味しくなることを付きとめた。

本来人間や植物は体内でアミノ酸を作り出し細胞に送っております。
これを乳酸菌は外でアミノ酸を作り出している、すなわち体内で行う工程を外で行ってくれているのです。

2つ目は動物性乳酸菌では腸まで到達しないが、植物性乳酸菌はPH2の脅威の強酸性胃酸を持つ豚の胃を通過して腸まで到達していること、
この乳酸菌は人が飲むと便が臭わなくなることでも立証されております。

3つ目は消化率が向上すること、豚の飼料が未消化で出てくるのが40%あったが20%に減ったこと。
このことから豚の増体がアップすることが判った。大手メーカーがここ数年で腸まで到達する菌であることをアピールするようになった。

その発端は野菜飲料メーカーのカゴメが売り出した植物性乳酸菌ラブレでした。
その後別の乳酸菌メーカーでも腸まで到達するという乳酸菌を売り出しました。
乳酸菌は濃度で効果も違って来ます。乳酸菌の濃度単位は10の倍数で表します。
1平方センチメートルのなかに乳酸菌が400億入っている場合の単位は10の11乗倍です(例、ヤクルト400)。

ちなみに家庭で簡単に常温で培養しているヨーグルトは10の5乗倍です。
これは1平方センチメートルのなかに乳酸菌が1万個程度です。
ビオフェルミンでは10の9乗倍と表示されています。
これらの濃度を作るには特殊培養タンクが無ければ出来ません。

皆さんも乳酸菌がどの位の濃度で作られているか表示を見て下さい。
生の乳酸菌や酵母菌は発酵してビンの蓋が吹っ飛びます。お店で売っているヨーグルトや乳酸菌は破裂しません。
なぜ破裂しないかというと熱湯殺菌や滅菌処理を行って菌を減らしているからで、生きている菌は少ししか残っておりません。

太陽園ファームでは10の9乗倍の生の乳酸菌を使ってエサを発酵させております。
生の植物性乳酸菌を飼料に混ぜると、1晩で全体が乳酸菌で覆われアミノ酸に変化し芳しい香りが豚の食欲をそそります。

このエサ食べた豚は性質がおとなしくなり、よく寝ることで美味しい太陽ポークを作り出してくれております。
そのお肉を人間が食べることで間接的に人間の体内に取り入れることになり、コレステロール値や血糖値を下げる効果に繋がるのです。
その事から太陽ポークが機能性食品と言われる由縁です。

お客様の中には実際に効果があったと喜ばれています。
さらに太陽園ファームでは医療機関と連携してメカニズムの研究を進めて行く予定です。